1. TOP
  2. 貯める(家計・貯蓄)
  3. お金の管理ができない人の生活費・貯蓄・小遣い・支出の管理方法

お金の管理ができない人の生活費・貯蓄・小遣い・支出の管理方法

Pocket

お金の管理ができる人とできない人

お金の管理ができる人とできない人

はじめにお金の管理のできる、できないについて確認しておきましょう。

お金の管理ができないからといって悲観することはありません。小学校や中学、高校での金銭教育も行われるようになりましたし、大学でファイナンシャルプランニングの授業も行われています。

もともとお金の管理だけでなく、お金そのものについて人に話したり、教わったりする機会はあまりありません。

誰にでもできることとできないこと、得意なこととや苦手なことがあります。お金の管理ができない、苦手だからといって悲観することはありません。

基本的なことを理解して自分で可能なお金の管理方法を実行してください。

お金の管理に家計簿やアプリは必要?

お金の管理について家計簿の必要性やアプリの利用、他にもExcelシートを使ったり、袋分けして管理する方法などがあります。

大切なことなのでよく理解しておきたいことですが、これらは方法や手段であって目的ではありません。

根本的なことを言えば、お金の管理も目的ではないでしょう。お金の管理ができるようになることで、必要なお金を貯めてしたいことややりたいことなどがあるはずです。

お金はそれらを実現するためのツールでしかありませんし、お金は本来使うためにあります。

お金の管理がきちんとできていないと、必要なお金が貯められなかったり、買いたいものや経験にお金を使えないということになりかねません。

家計簿や家計簿アプリ、Excel、袋分けなどは極端な話、自分でお金の管理がしっかりできるならこれらはなくても構いません。

しかしこうしたものを使うことで、お金の見える化しやすくなるので結果としてお金の管理がしやすくなるのです。

どの方法がおすすめというのはありませんが、上手くやっている人の方法を色々試してみて、自分でもできそうで続けられる管理方法を見つけてください。

自分に合うように使い方をアレンジしてみるのもありです。

お金の管理方法の5つのポイント

お金の管理方法の5つのポイント

実際にお金を管理するための基本的なポイントを確認していきましょう。

手順も含めたポイントは次のとおりです。

  1. ライフプラン設計をする
  2. 予算をたてる
  3. お金を色分けする
  4. 貯蓄は収入から先取りする
  5. 収入と支出(家計の収支)を把握する

それぞれ具体的に見ていきましょう。

ライフプラン設計をする

ライフプランの設計をすると、自分がどのようなことをしたいか、そのために必要なお金、予算はどのくらいか、それがいつ必要かが見えてきます。

例えば老後は誰にでもやってきますが、今の自分(と配偶者)の年齢から逆算すれば何年後に老後になるか分かります。

子どもがいる人は、何年後に学校(小学校、中学校、高校、大学)に入学・卒業するかはすでに年齢から決まっています。子どもをこれから作る予定の人も同様です。

車が生活に必要な人は車検の費用や買い替えのサイクルがあります。結婚や住宅購入の予定があるなら、それぞれ予算組みが必要です。

ライフプラン設計をすることでこうしたことが見えてきます。それと同時に必要なお金も分かりますし、ライフイベントが重複するなら何を優先するかを考えることができます。

ライフプラン設計をすることでこれから先のお金についてのロードマップも見えてくるのです。

予算をたてる

ライフプラン設計をするときに、将来のライフイベントのおおよその予算組みもしますが、ここでは敢えてわけて書きます。

日々の生活にも予算組みが必要です。住居費や食費、通信費など入ってくる収入以上に使ったら、お金の管理はめちゃくちゃになります。

貯蓄や可能であれば投資などにも予算を振り分けて、お金を貯めて増やしていく必要があります。

趣味なども含めれば人によって支出の内容は色々ですが、必要以上にお金がかかっていて無理があるなら見直しなども必要です。

お金を色分けする

お金の管理をするために、その種類によって色分けする必要があります。

  • 日常生活に必要なお金(使うお金)日々の生活
  • 将来の貯蓄のためのお金(貯めるお金)数年後
  • 投資などを含めた将来の(殖やすお金)中期~長期

投資などとてもできないという人は、貯める種類のお金を分けて考えてみてください。

お金の管理ができない人は、このお金の色分けをしていません。毎日の生活のためのお金と将来のために貯めるお金を一つにしてしまっています。

いわゆるどんぶり勘定というやつです。細かい性格の人でも、別々の種類のお金が一つの財布にごちゃごちゃになっていると何のお金か分かりにくくなります。

管理が苦手な人ならなおさらです。

銀行口座などお金の預け先を分けて、どの種類のお金か分かるようにしてください(見える化)。

例えば生活費を1週間ごとの袋分けにするのも同じような考え方です。袋分けすることで、1ヶ月のうち1週目に使うお金、2週目に使うお金などがみてわかるようになります。

貯蓄は先取りする

貯蓄の基本は支出した後に余ったお金でするのではなく、収入から貯蓄を差し引いたものが支出と考えてください。

  • 〇収入-貯蓄=支出
  • ×収入-支出=貯蓄

この2つを同じようなことと考えないでください。お金が余ったら貯蓄するではいつになってもお金は貯まりません。

お金の管理がザルになるので、勤務先の財形貯蓄などで給与から天引きするか積立で貯蓄するなどしてください。お金を色分けするので預け先などの金融機関や口座を分けることが大切です。

貯蓄のためのお金は生活資金とは別なので、貯蓄を除いた収入の中でやりくりするようにしてください。

収入と支出(家計の収支)を把握する

お金の管理にポイントは簡潔にまとめてしまえば、収入と支出の把握です。

毎月どのくらいの収入があって、どのくらい支出があるのか把握できていれば、お金(家計)は管理することができます。

お金の管理ができない人は、細かい単位の収支が合わずにイライラすることがあるかもしれません。

百円単位などで構いませんので、収入と支出の流れを掴んでください。はじめにお話ししたように家計簿や各種アプリなど自分に合いそうなツールを使って試してみましょう。

それでもお金のやりくりが厳しいなら固定費などに無理があることもあります。

それなりにエネルギーは使いますが、家計管理に高い効果がありますから思い切ってチャレンジしてみてください。

お金の管理ができない人は、ここまで挙げた項目のことができていない人がほとんどです。

浪費が多い、欲しいものは何でも買ってしまう、無駄遣いしているつもりはないがコンビニなどによく行って買うつもりのないものをついつい買ってしまうなど一定の傾向があります。

いずれにしてもお金はここまで解説したような仕組みと環境を整えることで管理しやすくなるのです。

結婚後の夫婦のお金の管理

結婚後の夫婦のお金の管理

最後にもう一つお金の管理に問題になりがちなことをみておきましょう。結婚後に夫婦になってからのお金の管理です。

自分が一人暮らしだったときと違い、お金や物の考え方が異なる相手と生活を共にするので、結婚を起点にお金の管理方法が大きく変わることがあります。

共働きのケースと片方が専業主婦(主夫)などによって、結婚後の夫婦といってもひとくくりにはできませんが個別にみていきましょう。

結婚までなるべく早く話し合いを

共働き夫婦の場合、双方に収入があるのでゆとりがあるように考えがちです。実際にそのとおりではありますが、家計が回ってしまうため、管理がザルでも何とかなってしまうのです。

できれば結婚の際に、一度お金のことについて話し合っておくことをおすすめします。住宅や子どもを作るなら教育のこと、それぞれの収入や貯蓄についてです。

我を張ると上手くいきませんから、相手の話をよく聞いてお互いに譲るところは譲ることが大切です。

独身のときは自由に使えたお金も結婚後は夫婦としてお互いが家庭のためにお金のことを計画的に考えていかなけれなりません。

次に一般的な夫婦のお金の管理パターンを挙げてみていきましょう。

共有口座でお金管理

共有の口座を設けてお金を管理するケースです。共働きではよくあることですが、共有口座なのでその気になれば支出の項目はお互いに分かります。

夫婦でそれぞれの収入に比例した金額を負担します。お互いの収入によっては、完全割り勘的に1/2ずつ負担するという方法もあります。

項目を分けてお金を管理

共働き夫婦でこれもよくあるケースで支出全体を収入による比例按分したり、1/2にするのではなく、この項目は夫、この項目は妻など項目ごとに分ける方法です。

妻もしくは夫の一方が管理

妻か夫のいずれかが管理するケースです。配偶者が専業主婦(主夫)の場合では、お小遣い制などになります。

管理する方がやりくり上手な場合、きっちり管理するので余計な支出はなくなります。

注意点があるとすると、家計を締め上げすぎてお小遣いが少ないなどの状況になると片方に不満が溜まることがあるので注意が必要です。

いずれのパターンの管理にも必要なこと

お金の管理方法はその人、その夫婦ごとに合うやり方があります。何が正解というわけではありませんが、お金の管理を上手くやるために必要なことは共通しています。

  • 明朗会計であること
  • ルールを決めておくこと
  • 柔軟に対応すること

共働き夫婦の場合、共有口座でも項目別でも負担した金額以外は後は自由ということも珍しくありません。なかにはお互いに収入は全く知らないというケースもあります。

所定の金額以外は自由に使うとしてもいくら収入があるのか、お互いに毎月どのくらい貯蓄をするのかなど透明性があることとお互いに約束してルールを決めておくことは必要です。

一定額以上はお互い自由に使うでもいいのですが、上手くいっているときは問題ないのです。

問題が起きたときに片方が約束通り貯蓄を全くしていなかったなどがあればさらに問題が大きくなります。

お互いに見せるものは見せて透明性があること、そしてはじめにルールを決めておくことです。また長い間には予期しない状況はいくらでもあります。

状況が変わるようならそれに合わせて柔軟に対応することも大切です。

夫婦の話し合いと言いつつ、実は自分の意見を押し通すことしか考えていなければ上手くいくはずがありません。

まとめ

お金の管理ができない人の生活費・貯蓄・小遣い・支出の管理方法、についていかがでしたか。

お金の管理がしっかりできていない人は、まずはできることからはじめてみてください。

この記事を読んでこんな面倒くさいことはできないと思った人もいるかもしれません。

お金のやりくりに苦労しているなら、そこから抜け出すためにはじめの一歩を踏み出してください。

行動を変えなければお金のやりくりに苦労する結果も変わりません。

※こちらにご登録頂くと「Mylife Money Online」の記事だけでは読めないお得なお金の情報を定期的にお届けいたします。

関連記事

Pocket

\ SNSでシェアしよう! /

お金の専門家FPが運営するお金、保険、投資の情報メディア|マイライフマネーオンラインの注目記事を受け取ろう

お金の管理ができない人の生活費・貯蓄・小遣い・支出の管理方法

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

お金の専門家FPが運営するお金、保険、投資の情報メディア|マイライフマネーオンラインの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし

平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士・2級DCプランナー・住宅ローンアドバイザー)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。

・個人のライフプラン、お金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

ファイナンシャルプランナー歴20年以上。相談業務の他TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて2003年よりマネーガイドを務め、15年以上に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は600本以上。

「お金の当たり前を、当たり前に。」するために、現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

【著書】いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)http://amzn.to/2csBEsM
    
”ファイナンシャルプランナーに相談するには、、、”
http://ファイナンシャルプランナー相談.com

この人が書いた記事  記事一覧

  • 新型コロナの休業支援金・給付金の申請方法のコツ

  • 【家賃支援給付金制度】中小企業と個人事業主の申請方法 

  • 【貸金庫】タンス預金も可?銀行の貸金庫の料金とおすすめの5つの使い方

  • 年金の繰上げ・繰下げ受給の損得!2022年4月より改正