1. TOP
  2. 払う(税金・年末調整、確定申告)
  3. 【スマホで確定申告】etax利用やマイナンバーなしでスマホ作成するやり方

【スマホで確定申告】etax利用やマイナンバーなしでスマホ作成するやり方

【スマホで確定申告】etaxやマイナンバーなしでスマホ作成するやり方
Pocket

確定申告をスマホ(iPhone、Android)あるいはタブレット端末で作成したい人も増えているでしょう。

2019年の確定申告からスマホやタブレットでも確定申告ができるようになりました。

スマホで確定申告するには「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」で作成する2つのやり方があります。

【この記事のポイント】

  1. 確定申告をスマホやタブレットで行うための取り組み
  2. 確定申告はスマホで作成可能
  3. e-tax/スマホを利用する対応機種(Android、iPhone)
  4. 確定申告をスマホからe-taxで作成するための流れ、準備、やり方
  5. 実際に税務署に行ってIDとパスワードを取得してみた
  6. 確定申告をスマホで行うための3つのポイント

2019年1月からはじまっている確定申告をスマホで作成するやり方やポイントについてお話します。

確定申告をスマホやタブレットで行うための取り組み

確定申告をスマホやタブレットで行うための取り組み

確定申告をe-tax・スマホでできるようにするための政府の取り組み

確定申告をスマホで行うためにどのような取り組みをしてるか確認してみましょう。

2017年税制調査会の資料をみると次のような記載があります(一部抜粋)。

税務手続きの電子化等

 

税務手続に係る官民のデータ活用を進め、官民あわせたコストの削減、企業の生産性向上を図る

 

・個人(非事業者)
確定申告・年末調整が、基本的にスマホ等で完結する仕組みを整備

 

・法人
e‐taxシステムの利便性向上等により、将来的には、中小法人を含め、e‐tax利用率100%を目指す

続けて次の記載をみてください。

税務手続の電子化に向けた具体的取組(一部抜粋)

 

■スマホ申告の実現
特ににニーズの強い基本的な申告の類型について、スマートフォン等からの電子申告を実現(H31.1)。

その後も、「スマホ申告」の対象範囲を随時拡大。基本的にスマートフォン等で手続が完結する仕組みを目指す。

 

■e‐taxの認証手続の簡便化
本人確認に基づき発行されたID・PWのみ(マイナンバーカードなし)でe‐tax利用可能に(H31.1)。

この後解説しますが、2019年からこれが実現されています。

e-taxのスマホ対応の状況

国が推進しているe-taxにおける対応状況を確認してみましょう。実はe-taxには次のようなサイトがあります。

スマホから手軽にスマート e-tax

もともとパソコンで利用するe-taxにスマホで対応するための e-taxソフト(SP版)がありました(SP=SmartPhone)。

確定申告を作成提出するやり方はいくつかあります。

スマホで確定申告するということに関しては、e-taxを使っても確定申告書の作成までしかできませんでした(2018年の確定申告時点)。

2019年からこの状況が大きく変わり、スマホから確定申告ができるようになったのです。

確定申告はスマホ(e-tax利用)で作成可能

確定申告はスマホ(e-tax利用)で2019年から作成できる!

2019年1月から、スマホから確定申告書の作成や提出ができるようになりました。つまりスマホがあれば確定申告を完結させることができるのです。

但し、最初だけ事前準備が必要なのでこれは後で解説します。

スマホ × 確定申告 スマート申告始まります!

2020年のスマホからの確定申告では、副業なども含めた2か所以上の給与所得を申告できたり、所得控除の手続きなど対象範囲が広がっています。

e-tax/スマホを利用する対応機種(Android、iPhone)

スマホの対応機種(Android、iPhone)

現状でもスマホ用のe-taxソフト(SP版)があることはお話しました。ちょっと気になるのがスマホの対応機種(Android、iPhone)でしょう。

e-taxソフト(SP版)のご利用に当たって

現在のシステムでも上記をみると推奨環境は記載があるものの、iPhoneはOKでAndroidが駄目などということはありません。

それぞれの推奨環境のOSバージョン、ブラウザは以下のとおりです。

  • iPhone : iOS 11.4~13.2   iOS Safari
  • Android :Android 6.0~10.0  Google Chrome

念のためですが上記と異なるブラウザーなどを使っている人は事前に確認してください。

普通にスマホが使えているならそんなに対応機種などについては気にする必要がなさそうです。実際にe-taxなどの利用は国がかなり力を入れています。

基本的にあれはいい、これは駄目というような使い勝手を著しく下げることはあまりしないだろうと考えます。

確定申告をスマホから作成するための流れ、準備、やり方

2019年1月からスマホで確定申告は完結!?

具体的にスマホで確定申告するためのやり方をみていきましょう。まずは全体の流れを説明します。

確定申告をスマホから作成するための全体の流れ

確定申告をスマホで作成するためのの全体の流れは次のようになります。

  1. マイナンバーカード方式かID・パスワード方式か選んで準備する
  2. スマホを使って確定申告書類を作成 所得税(確定申告書等作成コーナー)
  3. e-taxで送信・提出

マイナンバーカード方式かID・パスワード方式がありますが、言うまでもなくマイナンバーカード方式にはマイナンバーカードが必要です。

続けて準備の方法について詳細をみていきます。

スマホで確定申告するための準備のやり方

スマホで確定申告をするためには、オンラインで作成・送信ができるようにするための準備が必要です。次の2つのいずれかの方法があります。

  • マイナンバー方式  (マイナンバーカード、ICカードライタが必要)
  • ID・パスワード方式 (ID、パスワードが必要)

マイナンバー方式はもともとあったもので、新たにID・パスワード方式が追加されました。

マイナンバー方式

マイナンバーカードを確定申告で提出することに抵抗感のある人がいるかもしれませんが、ここでは一旦置いておきます。

しかしマイナンバーカードを持っていてもICカードライタが必要なのでわざわざこれを購入する手間など煩わしく思う人も多いでしょう。

国税庁 「マイナンバーカード」に対応したICカードリーダライタについて

ID(利用者識別番号)・パスワード(暗証番号)方式

ID、パスワード方式はこれらを税務署で発行してもらい、オンラインで手続きを進める方法です。実際にはこちらを選択する人が多いでしょう。

しかしID及びパスワードを発行してもらうために、一度税務署に行かなければなりません(納税地ではなく勤務先の近くの税務署でもOK)

その際本人確認書類(運転免許証、公的医療保険の被保険者証、マイナンバーカードなど)が必要になるので忘れないようにしてください。

税務署が開いているときであれば、確定申告の期間中でなくてもIDやパスワードは発行してもらえます。

もちろん確定申告の時期が始まる前でも可能なので、スマホで確定申告をするつもりなら早めに準備してきましょう。

確定申告の時期に入ると税務署が混みます。

なお、下記に国税庁のスマホの確定申告についての手引きがあります。具体的な内容が多いので参考にしてください。

国税庁 令和元年分のスマホ申告に関する手引き等

実際に税務署に行ってIDとパスワードを取得してみた

スマホの確定申告で税務署に行ってIDとパスワードを取得する方法

確定申告を控えて、スマホで確定申告する準備を進めている人もいるでしょう。

マイナンバーを登録しない場合には、解説したようにIDとパスワードの取得に一度だけ税務署に行く必要があります。

どのような手続きをしてどのくらい時間がかかるのか筆者がID・パスを取得してきたときのことをお伝えしておきます。

はじめに前提として以下のことを確認してください。

  • スマホやパソコンなどでe-taxを利用するにはマイナンバーカード方式とID・パスワード方式がある
  • ID・パスワードの取得のために一度税務署に行って手続きする必要がある(納税地の税務署でなくてもOK)
  • その際身分証明書(運転免許証など)が必要

手続きにどのくらい時間がかかる?

筆者もあえて納税地ではなく、別の税務署に行ってきました。

手続きの際、税務署の人に「どのくらい時間がかかりますか?」と聞いたら、だいたい10分くらいと言われました。

実際に税務署を出るときに時計をみたら、筆者も10分程度で終わりました。

但し窓口で前に3人いた待ち時間は入れていませんので、税務署が混んでいると待たされる可能性はあると考えてください。

ちなみに平日の午後です。

ID・パスワード取得の具体的な手続きの流れ

  1. 最初に税務署の窓口で用紙に「氏名」「住所」「電話番号」「生年月日」などを記入
  2. 数分待ったのち、税務署の方の説明を受けながら、税務署のPCから「氏名」「住所」「電話番号」「生年月日」「パスワード」などを自分で入力
  3. 16桁の「利用者識別番号」自分で設定した「パスワード」を出力した書類2通を受取って完了

PCへの入力はネットで買い物するときに、初期設定で自分で氏名などを入力しますがあれと同じような感じです。

PCの入力でブラインドタッチができないともう少し時間がかかるかもしれないので、念のため付け加えておきます。

入力しながら税務署の人に年配の人だとPCが苦手な人がいるんじゃないですか?と聞いたらこちらでサポートしますとのことでした。

実際に入力中はそばにいて確認していました。ちなみに結構皆さん登録してますか、と聞いたら結構来ているとのこと。

ID・パスワード方式を検討しているなら都合をつけて早めに税務署に行きましょう。確定申告の時期がはじまってからだと恐らく待ち時間が長くなります。

確定申告をe-tax・スマホで行うためのポイント3つ

確定申告をe-tax・スマホで行うための注意点3つ

スマホで確定申告する際の注意点は次の3つです。手続き上、必要なこともあるの覚えておきましょう。

  • e-taxで提出すれば源泉徴収票などの添付書類は提出不要ですが保管が必要
  • 送信データの控えはPDFで保存するのでどこにあるか覚えておきましょう(自分の所得の証明になります)。
  • 国税庁ではマイナンバーカード方式を推奨していること、暫定的な措置であると言っている点はよく確認する

一番下の項目が気になる人がいるかもしれませんが、もともとe-tax利用はマイナンバー方式だけでした。

確定申告でマイナンバーを提出する(これが基本)ことをしている人は気にする話ではありません。

最終的にはマイナンバーに紐づけされていくのだろうと考えます。実際にQ&Aには以下の記載があります。

国税庁のサイトより一部抜粋

「ID・パスワード方式は、マイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応(導入後、概ね3年を目途に見直し)として行いますので、お早めにマイナンバーカードの取得をお願いします。」

現状のICカードライタなどは面倒なだけです。しかしIDとパスワードなら比較的ハードルが下がるのでこのことも関係しているでしょう。

マイナンバーカードの取得や提出に抵抗感のある人は、原則として法律に定められた義務ですがこうした部分も考慮しておきましょう。

まとめ

【スマホで確定申告】etax利用やマイナンバーなしでスマホ作成するやり方、についていかがでしたか。

2019年1月からはじまったe-tax・スマホからの確定申告は、2020年も同様にできます。

IDパスワードの発行などは今からでも可能ですから時間のある人は最寄りの税務署(必ずしも納税地でなくてよい)に行って準備しておきましょう。

確定申告などの税務手続きの電子化については時代の流れでしょうが、今後はここにマイナンバーも関係してくるでしょうからこうした点も意識しておいてください。

※こちらにご登録頂くと「Mylife Money Online」の記事だけでは読めないお得なお金の情報を定期的にお届けいたします。

関連記事

Pocket

\ SNSでシェアしよう! /

お金の専門家FPが運営するお金、保険、投資の情報メディア|マイライフマネーオンラインの注目記事を受け取ろう

【スマホで確定申告】etaxやマイナンバーなしでスマホ作成するやり方

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

お金の専門家FPが運営するお金、保険、投資の情報メディア|マイライフマネーオンラインの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし

平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士・2級DCプランナー・住宅ローンアドバイザー)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。

・個人のライフプラン、お金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

ファイナンシャルプランナー歴20年以上。相談業務の他TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて2003年よりマネーガイドを務め、15年以上に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は600本以上。

「お金の当たり前を、当たり前に。」するために、現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

【著書】いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)http://amzn.to/2csBEsM
    
”ファイナンシャルプランナーに相談するには、、、”
http://ファイナンシャルプランナー相談.com

この人が書いた記事  記事一覧

  • 老齢年金をもらいながら働く人は確定申告が必要?不要?

  • 年末調整の時期や期限(2020年)!年末調整はいつまでに提出!?

  • はじめての住宅購入・ローン借換えからの年末調整と住宅ローン控除

  • 年末調整を自分でやることはできる?~ダブルワーク・副業の年末調整~