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自賠責保険が値下げ改定!(2020年4月)改定後の新料金表

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自賠責保険が値下げ改定される背景と平均値下げ率

自賠責保険が値下げ改定される背景と平均値下げ率

2020年4月より全車種平均で自賠責保険料は16.4%引き下げとなります(車種や保険期間などによって改定率は異なります)。

例えば24か月契約の場合、主要な車種の引き下げ改定率は次のとおりです。

  • 自家用乗用車 ▲16.6%
  • 軽自動車(検査対象車)▲15.7%
  • 小型貨物自動車 ▲15.9%
  • 小型二輪車(250㏄超)▲16.0%
  • 原付バイク ▲10.1%

*出所:損害保険料率算出機構

*各車種ごとの自賠責保険の新保険料表は下にあります。

自賠責保険の値下げ改定の背景

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険、以下、自賠責保険)が2017年4月の改定以来、3年ぶりの引き下げで、その背景は主に交通事故の減少によるものです。

実際に交通事故の死者数の推移を見てみると、下記のように毎年のように減少しています。

自賠責保険の値下げ改定の背景2020年

出典:警察庁 交通事故の死者数について2019年

また同統計によると交通事故そのものの件数も2004年(平成16年)の952,720件をピークに毎年減少し続け、2019年(令和元年)には381,002件とこの15年間で大幅に減少しました。

この状況に大きく関係するのが交通事故の減少への取り組みと、近年では自動運転技術を搭載した自動車の普及です。

自賠責保険はノーロス・ノープロフィットの原則(損失も利潤も生じない)に従って運営されています。

そのため過去の収支の差額や利息の累計などは保険料に反映させるため、事故が減って支払いも減ればそれが保険料の引き下げに繋がります。

ちなみに自賠責保険のようにノーロス・ノープロフィットの原則が適用されていて、逆に値上げの動きが続いているのが地震保険です。

自賠責保険(強制保険)は値下げだけと任意の自動車保険は値上げ

強制保険である自賠責保険が値下げ改定となる一方で、任意の自動車保険は2020年1月改定から全車種平均で値上げとなりました。

消費増税に伴う自動車の修理代金の引き上げや2020年4月の民法改正による係数の計算方法などが変わることなどが関係しています。

自賠責保険は、対人賠償事故だけを対象にして保険金の支払いにも上限があります。

任意の自動車保険は自賠責保険の限度額を超える部分からの対人賠償や対物賠償、傷害保険、車両保険など保障が多彩です。

弁護士特約など各種の特約などもあるので一概に比較はできません。

また任意の自動車保険は2020年1月改定から、現在導入されている型式別料率クラスを細分化、また自家用軽四乗用車にも同制度を導入する改定をしています。

これにより自動運転技術が搭載されてる自動車と保険料率区分がより細分化されることになります。

2020年4月からの自賠責保険の新料金表

2020年4月から値下げ・引き下げ改定される自賠責保険の新料金表

ここから2020年4月に値下げ改定される新しい自賠責保険料について、主な車種別にみていきましょう。

2020年4月1日以降の保険期間が適用、本土用のものです。

*出所:損害保険料率算出機構の公表した保険料を元に筆者作成

*改定前の自賠責保険の料率は関連記事を参考にしてください。

自家用乗用車・自賠責保険料金表(本土用 2020年4月1日以降)

  自家用乗用自動車
37ヶ月 30,170円
36ヶ月 29,520円
25ヶ月 22,210円
24ヶ月 21,550円
13ヶ月 14,090円
12ヶ月 13,410円

軽自動車(検査対象車)・自賠責保険料金表(本土用 2020年4月1日以降)

  軽自動車(検査対象車)
37ヶ月 29,550円
36ヶ月 28,910円
25ヶ月 21,780円
24ヶ月 21,140円
13ヶ月 13,870円
12ヶ月 13,210円

バイク/原付・自賠責保険料金表(本土用 2020年4月1日以降)

バイク・小型二輪車(250cc超)

  バイク(250cc超)
37ヶ月 12,080円
36ヶ月 11,900円
25ヶ月 9,870円
24ヶ月 9,680円
13ヶ月 7,610円
12ヶ月 7,420円

バイク(125cc超250cc以下)

  バイク(125cc超250cc以下)
60ヶ月 17,330円
48ヶ月 14,990円
36ヶ月 12,600円
24ヶ月 10,160円
12ヶ月 7,670円

原付バイク等(125cc以下)

  原付バイク等(125cc以下)
60ヶ月 14,380円
48ヶ月 12,600円
36ヶ月 10,790円
24ヶ月 8,950円
12ヶ月 7,060円

自家用小型貨物・自賠責保険料金表(本土用 2020年4月1日以降)

  自家用小型貨物
25ヶ月 25,580円
24ヶ月 24,790円
13ヶ月 15,860円
12ヶ月 15,050円

自家用普通貨物・自賠責保険料金表(本土用 2020年4月1日以降)

自家用普通貨物2トン超

  自家用普通貨物(2トン超)
25ヶ月 41,080円
24ヶ月 39,680円
13ヶ月 23,990円
12ヶ月 22,570円

自家用普通貨物2トン以下

  自家用普通貨物(2トン以下)
25ヶ月 36,560円
24ヶ月 35,330円
13ヶ月 21,620円
12ヶ月 20,370円

まとめ

自賠責保険が値下げ改定!(2020年4月)改定後の新料金表、についていかがでしたか。

任意の自動車保険が値上げ改定しているため、自賠責保険料の値上げ分は相殺されてしまうことも多いでしょう。

税金や社会保険料、火災保険や傷害保険など保険料率が引き上げられる損保種目が多い中で負担が減るのは歓迎すべきことです。

自動運転技術はより一層進んでいくでしょうが、それに伴って自動車と保険のあり方も変わっていくでしょう。

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平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし

平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士・2級DCプランナー・住宅ローンアドバイザー)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。

・個人のライフプラン、お金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

ファイナンシャルプランナー歴20年以上。相談業務の他TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて2003年よりマネーガイドを務め、15年以上に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は600本以上。

「お金の当たり前を、当たり前に。」するために、現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

【著書】いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)http://amzn.to/2csBEsM
    
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