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40代の平均貯蓄額2022!平均値・中央値と貯金なしの家計の貯蓄方法

40代の平均貯蓄額2022!平均値・中央値と貯金なしの家計の貯蓄方法
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40代世帯の平均貯蓄額を年収別や二人以上の世帯と独身でみてみると、貯金ゼロの人がいる一方、1,000万円、2,000万円、3,000万円貯めている人もいます。

■この記事で学べること

【1】40代、年収別の平均貯蓄額の平均値と中央値

【2】年収別の貯蓄額ゼロ(なし)の割合

【3】1,000万円・2,000万円・3,000万円を貯蓄している年収別の割合

年間の手取り収入からの貯蓄割合の40代の統計

【4】40代から貯蓄して、貯めて・殖やす、家計を見直す

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]2021年の調査結果の統計(2022年3月詳細公表の最新)を元に40代世帯の貯金事情と家計についてファイナンシャルプランナーが解説します。

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40代、年収別の平均貯蓄額の平均値と中央値

40代、年収別の平均貯蓄額の平均値と中央値2022

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] という統計にある世代別(40歳代)、且つ年収別の貯金額の平均をみていきます。

なお、平均値は全体の平均ですが、中央値はすべての統計を並べたときに真ん中にくる数字を指します。

平均値だけだと一部の貯蓄額の高い人に平均が引っ張られて数字が高くなることがあります。

平均値も入れていますが、中央値をみる方が実態には即しています。

二人以上世帯ですので、夫婦のケースや親子のケースもあるでしょう。また独身も場合には違ったかたちになりますが、後で独身の平均貯蓄額(平均値・中央値)は別途解説します。

※平均貯蓄額の統計には総務省の家計調査報告もありますが、金融広報中央委員会の調査が年代・年収別で掲載されているのでこちらを使っています。

毎年12月に公表されていましたが、コロナ禍の影響か2022年3月にようやく年代・年収別の統計まで公表されました。

【40代世帯の貯蓄の平均と中央値】

40代全体の平均貯蓄額について平均値および中央値は、年収別には次のような結果となりました。

なお、この統計は金融資産保有額ですのでその点を考慮してみてください。

年収 平均値 中央値
収入なし 181万円 0万円
300万円未満 293万円 0万円
300~500万円未満 448万円 110万円
500~750万円未満 961万円 480万円
750~1,000万円未満 934万円 490万円
1,000~1,200万円未満 1453万円 1100万円
1,200万円以上 3577万円 1000万円

*出所:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 2021年調査結果の統計を元に筆者作成

40代はライフプラン上、子どもがいればは何かと支出が増えてくる時期です。

一方で、働き始めてから20年近く経っています。地道に貯めていけばそれなりに貯蓄額が増やせていけます。

40代で年収別の貯蓄額ゼロ(なし)の割合

40代で年収別の貯蓄額ゼロ(なし)の割合2022

ここでは40代での貯蓄額がゼロ(なし)の人がどのくらいの割合いるかみていきましょう。

統計上は「金融資産非保有」という項目になります。40代の年収別に貯蓄ゼロの人がどのくらいいるかという「割合」になります。

【40代世帯で貯蓄額ゼロの割合】

年収 貯蓄なし
収入なし 56.10%
300万円未満 50.40%
300~500万円未満 27.70%
500~750万円未満 20.80%
750~1,000万円未満 10.10%
1,000~1,200万円未満 8.90%
1,200万円以上 12.30%

*出所:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 2021年調査結果の統計を元に筆者作成

300万円未満が約50%、300-500万円でも約27%います。

見ていただくと分かるように、年収の高い人でも貯蓄ゼロ(なし)の人がわずかながらいます。

1,200万円以上の年収のある人でも12%くらいの人が貯金はゼロです。

年収が高い方が貯蓄がしやすいのは確かですが、年収が低いから絶対に貯金ができない、逆に年収が高ければ必ずしも楽々と貯金ができているわけではないのです。

1,000万円・2,000万円・3,000万円を40代で貯蓄している人の年収別の割合

1,000万円・2,000万円・3,000万円を40代で貯蓄している人の年収別の割合2022

貯金ゼロと反対にそれなりに貯金できている人の割合も、年収別にみておきましょう。最初に40代で1,000万円貯蓄できている人の統計です。

こちらも割合での表示になります。

1,000万円を40代で貯蓄している人の年収別の割合

500万円刻みで2つにわかれます。

【40代世帯で貯蓄1,000-1,500万円の割合】

年収 貯蓄1,000-1,500万円未満
収入なし 4.90%
300万円未満 2.50%
300~500万円未満 4.50%
500~750万円未満 9.00%
750~1,000万円未満 10.90%
1,000~1,200万円未満 26.80%
1,200万円以上 15.40%

*出所:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 2021年調査結果の統計を元に筆者作成

【40代世帯で貯蓄1,500-2,000万円の割合】

年収 貯蓄1,500-2,000万円未満
収入なし 0.00%
300万円未満 1.70%
300~500万円未満 1.10%
500~750万円未満 6.60%
750~1,000万円未満 7.00%
1,000~1,200万円未満 10.70%
1,200万円以上 9.20%

*出所:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 2021年調査結果の統計を元に筆者作成

40代といっても家族構成や性別、都道府県などにもよります。

教育費や住宅ローンの有無、早い人は親の介護などもはじまり何かとお金のかかりがちな年代です。

社会人になってそれなりの年数になるので、毎月の地道な貯蓄の差が年数を経て大きくなりはじめる年代です。

2,000万円を40代で貯蓄している人の年収別の割合

次に2,000万円以上貯めている人のデータです。

【40代世帯で貯蓄2,000-3,000万円の割合】

年収 貯蓄2,000-3,000万円未満
収入なし 2.40%
300万円未満 1.70%
300~500万円未満 1.90%
500~750万円未満 7.40%
750~1,000万円未満 9.30%
1,000~1,200万円未満 10.70%
1,200万円以上 10.80%

*出所:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 2021年調査結果の統計を元に筆者作成

ここでも年収が高くない人でも僅かながら10%前後の人が2,000万円以上貯金できています。

3,000万円を40代で貯蓄している人の年収別の割合

最後に40代で3,000万円以上貯蓄できている人です。

データではここから上は区切りがありませんので、なかには5,000万円、1億円など貯蓄できている人もいるかもしれませんが3,000万円以上ということでみてください。

【40代世帯で貯蓄3,000万円以上の割合】

年収 貯蓄3,000万円以上
収入なし 0.00%
300万円未満 1.70%
300~500万円未満 3.00%
500~750万円未満 4.60%
750~1,000万円未満 4.70%
1,000~1,200万円未満 8.90%
1,200万円以上 18.50%

*出所:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 2021年調査結果の統計を元に筆者作成

金融資産3,000万円以上となるとそれなりの年収がないと割合が増えてきません。

それでも収入のある各層で一定割合います。

40代独身の平均貯蓄額(平均値・中央値)

40代独身の平均貯蓄額(平均値・中央値)2022

ここまで40代の二人以上世帯の統計を見てきました。40代の独身(単身世帯)の人の平均貯蓄額(平均値・中央値)も確認しておきましょう。

ここまでの統計は「二人以上世帯調査」でしたが、ここでは「単身世帯調査」を使います。

この貯蓄には、銀行預金だけでなく、積立保険や投資信託といったものも含まれていますのでそのつもりでみてください。但し現物の不動産などは入っていません。

【40代独身の平均貯蓄額】

年収 平均値 中央値
収入なし 28万円 0万円
300万円未満 223万円 2万円
300~500万円未満 772万円 215万円
500~750万円未満 1384万円 522万円
750~1,000万円未満 3576万円 3275万円
1,000~1,200万円未満 3367万円 0万円
1,200万円以上 7802万円 30万円

*出所:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 2021年調査結果の統計を元に筆者作成

はじめの二人以上世帯の貯蓄額の平均値・中央値と比べてみてください。

中央値でみると年収300万円未満の人が平均値が223万円、中央値で2万円なので、年収の低い人には厳しい状況です。

年収が上がると平均貯蓄も上がるという分かりやすい結果です。

平均値と中央値との差が大きいケースが多いので、一部のそれなりに資産を保有している人とない人の差が大きいのがわかります。

独身であるため家族に頼るということができない人が多いでしょうから、今からでも家計を見直して計画的に少しずつでも貯蓄していく必要があります。

40代から貯蓄して、貯めて・殖やす、家計を見直す

40代から貯蓄して、貯めて・殖やす、家計を見直す2022

40代前半の人と40代後半の人では、年齢の感覚的なものは違うでしょうが、貯金がゼロ(なし)の人もいる反面、1,000万円以上貯金できている人もいます。

貯金ゼロなら原因を把握する

40代で貯金ゼロの人は、その原因を把握できているでしょうか。

親の遠距離介護などで貯金を使い切ってしまった、など何か事情があってこれからまた貯金していくというならまだいいのです。

よく分からないけど毎月お金がなくなって貯まらないと言う人は、家計の収支をチェックしてその原因と対策に取り組んでください。

貯金ゼロならまずは10万円、50万円、100万円と積み上げる

いきなり貯金額の最終目標を決めて貯めはじめても、目標が大きすぎると途中で挫折してしまいます。まずはコツコツ地道に貯めていきましょう。

10万円、20万円、30万円・・・目の前の小さな目標を一つずつクリアしていきましょう。

殖やすことも考える

資産運用に興味のない人は、そんなことは自分には無理と思うかもしれませんが、40代ならまだまだ時間があります。

出来ることからで構いませんが、資産運用も経験を積んだ人からお金が殖える速度も加速していきます。

ある程度タネ銭が貯まったら殖やすことも考えましょう。投資は小口の積立でも可能です。

その一歩がまずは貯金をコツコツしていくことからはじめてみましょう。

稼ぎを増やす

40代になると会社員の場合、今後の社内の方向性が見えてくる時期です。最近は副業OKな会社もでてきています。

勤め人でも会社員でも基本は本業で実力を上げていくことです。目先のお金を稼ぐのは大切ですが、先を見据えてできることを増やしていくことも大切です。

  • 収入をアップする
  • 支出を減らす
  • 資産運用する

自分の資産を増やすにはシンプルにこの3つしかありません。無駄(支出)を減らすのは当然のことですが、入ってくるお金をどのように増やすのか、自分にできることを少しずつ増やしてください。

まとめ

40代の平均貯蓄額2022!平均値・中央値と貯金なしの家計の貯蓄方法、についていかがでしたか。

この統計は主に2人以上の世帯の調査ですから、独身の人はまた状況が違うでしょう。もちろん男性・女性、地域、子供の有無や数もあります。

年代別にまでは分かれませんが、独身の男女別の統計や関連記事にある平均貯蓄額の記事に統計があるので、興味があったらご覧ください。

個別な家庭事情もあるでしょうから、あくまで一つの参考でいいとは思います。

ただいま貯金がゼロあるいは貯金できていないということであれば、この機会に家計の見直しを真剣に考えてください。

40代、今から取りかかればまだまだ間に合います。

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ライター紹介 ライター一覧

平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし

平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士・2級DCプランナー・住宅ローンアドバイザー)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。

・個人のライフプラン、お金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

ファイナンシャルプランナー歴20年以上。相談業務の他TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて2003年よりマネーガイドを務め、15年以上に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は600本以上。

「お金の当たり前を、当たり前に。」するために、現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

【著書】いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)http://amzn.to/2csBEsM
    
”ファイナンシャルプランナーに相談するには、、、”
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