【マイナポイント】マイナンバーカードでポイント第2弾で最大2万円
マイナポイントは、スマホやクレカなどの総務省が推進するキャッシュレス決済手段を使った期間限定のポイント還元制度の後にはじまった期間限定の制度です。
■この記事で学べること
【1】マイナンバーカードとキャッシュレス決済を使うマイナポイント制度とは?25%還元!
【2】マイナポイントに必要なものと手続き方法
【3】マイナポイントの第2弾で一人3万円相当のポイント
マイナンバーカードとスマホなどのキャッシュレス決済がキーワードとなるマイナポイントについてファイナンシャルプランナーが解説します。
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この記事のもくじ
マイナンバーカードとキャッシュレスを使うマイナポイント制度とは?
出典:マイナポイントリーフレット
マイナポイントとは?
「マイナポイント」とは、マイナンバーカードを活用した消費活性化のためのポイント制度です。
マイナポイントは、キャッシュレス決済サービスを提供するキャッシュレス決済事業者を通じて付与されます。
ポイントを受けるためにマイキープラットフォーム上で普段利用している決済サービス(1つ)を選んでマイナポイントの申し込みをします。
その後申し込みをした決済サービスで、チャージや購入などで利用すると、買い物等に利用できるポイント等が付くというわけです。
なおマイナポイントというのは、キャッシュレス決済事業者が付与するポイント等の総称と考えてください。
具体的にはマイナンバーカードと別に発行されるマイキーIDとキャッシュレス決済を紐づけることで、利用額を前払いチャージすると国からプレミアム分が上乗せされる仕組みです。
マイナポイント制度のイメージは下記の通りです(出典:総務省)
マイナポイント第2弾は最大2万円付与
マイナポイントの申込を行った決済サービスの利用(チャージまたは購入)額に応じてポイントが付与されます。
マイナポイント制度ができたときのプレミアム率はチャージ額または購入額の25%で上限5,000円分でした(第1弾は終了)。
政府が閣議決定した経済対策を見るとマイナポイントの第2弾の内容は当初話がでていた内容のとおりになっているようです。
【マイナポイント第2弾は活用状況に応じて最大2万円付与】
- カードの新規取得 最大5,000円相当
- 健康保険証として利用登録 7,500円相当
- 預貯金口座の登録 7,500円相当
このようにかなり要件が設定されていますので、マイナンバーカードを新規取得する人とすでに保有している人、そして上記にあるような利用登録する内容でマイナポイント付与に差がでてきます。
またこのマイナポイントの付与にあわせて、自治体が独自にポイントを上乗せしやすくする仕組みが盛り込まれるようです。
自治体が独自のポイントを上乗せする場合、国からの交付金を活用できるようにするものです。
まだ詳細がでてきていませんが、自治体でどのような上乗せが行われるかによってメリットが変わりそうです。
マイナポイント制度の第2弾はいつからいつまで?
カードの申請期限はすでに終了していますが、カード及びポイントの申請は次のとおりです。
- マイナンバーカードの申請期限は2023年2月末
- マイナポイントの申込期限は2023年9月末
ポイントに必要なものと手続き方法
出所:総務省
マイナポイントを受けるために必要なものをその手続き方法についてみていきましょう。
マイナポイントに必要なもの
マイナンバーカード
マイナンバーカードを取得していない人は、マイナンバーの「通知カード」のみがあるだけでしょうが、マイナポイントの前提としてマイナンバーカードの取得が必要です。
専用の「マイキーID(8桁)」の設定
出所:総務省
マイキーIDには、マイナンバーカード取得時に設定した4桁の「利用者証明用電子証明書暗証番号」が必要です。
手順は次の通りです。
マイキーIDの作成・登録
- マイキーマイページアプリを検索、Google Playよりマイキープラットフォームのアプリをインストール
- マイキープラットフォームのアプリを起動、マイキーIDの作成・登録をクリックして、さらに「利用者証明用電子証明書パスワード入力」をクリック。マイナンバーカードをセット(※)、スマホでで読み取り
- マイナンバーカードを読み取り、暗証番号を入力(マイナンバーカード受け取りの際に設定4桁のパスワード)
- マイキーIDの設定は、自動で生成と任意にマイキーIDを設定する方法の2つ(マイキーIDは、半角大文字英数字8桁)。
参考 マイキープラットフォーム
マイナポイントの第2弾、使った方がよい?
新たなマイナポイント第2弾はメディアで報道された段階で、マイナンバーカードをすでに取得している人からは疑問の声もでていました。
新規取得による最大5,000円はともかく預貯金口座を進んで登録したい人は少ないでしょう。
だとするとポイントは健康保険証の利用と自治体の上乗せということになります。
健康保険証の利用も現状は使い勝手がいいとは言えません。
しかし健診の情報や調剤された医薬品の情報も確認できるようになっていきますし、それを医師や薬剤師に見てもらうこともできるようになります。
持病があって医療機関によく行く人や家族にそういう人がいる場合は利用価値があると考えます。
また自治体がどのような上乗せ制度を作ってくるかもマイナポイント第2弾を利用するかどうかの判断基準になるでしょう。
そろそろマイナンバーカードを持とうか検討していた人は、新規取得で最大5,000円相当のポイントがあるのでこれはこれでありでしょう。
まとめ
新たな経済対策とともにマイナポイント第2弾の概要が見えてきました。
新規取得かそうでないか、各自治体の上乗せなどをみて自分にとって損か得か判断するようにしましょう。
アンテナを立てて情報収集して上手く制度を活用することを考えてください。情報が追加されたら記事も適宜更新していきます。
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