1. TOP
  2. 備える(生命保険・損害保険)
  3. 備える(年金・介護)
  4. 厚生年金はいつまで払う(何年払えば満額)?

厚生年金はいつまで払う(何年払えば満額)?

厚生年金はいつまで払う(何年払えば満額)?
Pocket

会社員の加入する厚生年金の保険料は給与天引きされますが、厚生年金をいつまで払うのか、何年払えば満額か分からない人は少なくありません。

■この記事で学べること

【1】厚生年金はいつまで払う(何年払えば満額)?

【2】厚生年金の保険料2022年度(令和4年度)

【3】厚生年金はいつからもらえる?

国民年金の保険料とは支払期間が異なる厚生年金について何年払えば満額になるか、何年払えばもらえるかファイナンシャルプランナーが解説します。

※こちらにご登録頂くと「Mylife Money Online」の記事だけでは読めないお得なお金の情報を定期的にお届けいたします。

厚生年金はいつまで払う?(何年払えば満額?)

厚生年金はいつまで払う?(何年払えば満額?)

厚生年金は何年払えば満額?、いつまで払う?

厚生年金(老齢厚生年金)は国民年金(老齢基礎年金)と同様に公的年金ですが、企業に勤務しているなら加入しなければなりません。

さらに「企業に勤務している限り」は、原則として70歳までの加入が義務付けられています。

そのため人によって厚生年金の満額が何年かは異なります。

厚生年金は企業に勤めて続けている限り最長70歳まで支払う必要があるため、働いているなら70歳までの期間がその人にとっての満額となります。

ちなみに厚生年金を受給するための最低の期間は次のとおりです。

  • 厚生年金保険の被保険者期間1か月以上
  • 老齢基礎年金の受給要件である国民年金保険料の資格期間10年以上
  • 65歳に達している

厚生年金そのものは1ヶ月以上で要件を満たします。

但し、会社員などの公的年金は国民年金と厚生年金の2階建てです。

上記にあるようにベースとなる国民年金の受給要件(資格期間10年以上)も満たしていなければなりません。

そのため「国民年金・厚生年金は最低10年払えばもらえる」ということになります。

なお、国民年金は何年払えば満額かというと40年(480月)です。

厚生年金を受給しながら、保険料を支払うこともある

原則として厚生年金は、65歳から受給します(繰上げ、繰下げ受給をすることも可能)。

一方で、定年後もできるだけ働きたいという人も増えています。

その場合、65歳を過ぎても企業に雇用されている場合、年金受給をしながら保険料を支払うこともあります。

そうすると受給している厚生年金は保険料をより多く支払っていくことになるので増えていかないとおかしくなります。

これまでは退職時か70歳になったときに、予定よりも多く支払った厚生年金保険料の分について後から再計算していました。

この仕組みが2022年10月から改定されます。

「在職時改定」と呼ばれる制度で、在職している間は毎年この再計算が行われることになります。

具体的には毎年厚生年金額を再計算することで、10月分から年金に反映されます。

70歳まで働くのであればその間は毎年10月から年金額が増加します。

働き方改革の一環で年金受給中でも70歳までであれば、企業に勤務して働くことで毎年受け取る年金を増やすことができるようになるのです。

厚生年金保険料の2022年度(令和4年度)

厚生年金保険料の2022年度(令和4年度)

厚生年金保険料は労使折半ですので、保険料の半分は勤務先の会社が負担してくれています。

具体的な保険料はその人ごとの給与額によって異なり、給与が多い人ほど保険料や将来の年金額が多くなります。

保険料の計算は、その年の4〜6月の間に受け取った給与額等に18.3%の保険料率をかけて算出した金額になります。

そのため厚生年金保険料は、毎年ずっと同じ額というわけではありません。

2022年度については、次のリンクのようになっています。

日本年金機構 厚生年金保険料額表

厚生年金はいつからもらえる?

厚生年金はいつからもらえる?

厚生年金(老齢厚生年金)の受給開始年齢は原則として65歳からです。但し、以下の生年月日以後に生まれた男女の場合となります。

  • 昭和36年4月2日以後生まれの男性
  • 昭和41年4月2日以後生まれの女性

これより前に生まれた人で厚生年金に加入していた人は、 65歳前に特別支給の老齢厚生年金の受給があります。

具体的な受給開始の年齢は、男女別および生年月日によって決められています。

詳細は下記のリンクをご覧ください。

日本年金機構 特別支給の老齢厚生年金

なお、厚生年金および国民年金は本来受け取ることのできる65歳からの受給を、繰上げあるいは繰下げして受給することもできます。

繰上げは最大60歳(1ケ月繰上げごとに減額)、繰下げは最大75歳(1ケ月繰下げごとに増額)されます。

この点については本人の選択で自由にできますが、それぞれ年金が減額・増額されるためよく考えて選ぶ必要があります。

まとめ

厚生年金はいつまで払う(何年払えば満額)?、についていかがでしたか。

以前は会社員は定年はあるが厚生年金があるだけ公的年金が多く、自営業は定年がないので働けるだけ働くという考え方でした。

平均寿命が延び税金や社会保険料、各種家計の負担が増加している状況で会社員でも可能な限り長く働くということが浸透しています。

会社勤めであれば70歳までは厚生年金に加入することができ、その分もらう年金額が増えていきます。

定年後の働き方で変わりますが、会社員として働くなら、原則として70歳までは厚生年金保険料を支払うと覚えておきましょう。

※こちらにご登録頂くと「Mylife Money Online」の記事だけでは読めないお得なお金の情報を定期的にお届けいたします。

関連記事

Pocket

\ SNSでシェアしよう! /

お金の専門家FPが運営するお金、保険、投資の情報メディア|マイライフマネーオンラインの注目記事を受け取ろう

厚生年金はいつまで払う(何年払えば満額)?

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

お金の専門家FPが運営するお金、保険、投資の情報メディア|マイライフマネーオンラインの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし

平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士・2級DCプランナー・住宅ローンアドバイザー)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。

・個人のライフプラン、お金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

ファイナンシャルプランナー歴20年以上。相談業務の他TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて2003年よりマネーガイドを務め、15年以上に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は600本以上。

「お金の当たり前を、当たり前に。」するために、現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

【著書】いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)http://amzn.to/2csBEsM
    
”ファイナンシャルプランナーに相談するには、、、”
http://ファイナンシャルプランナー相談.com

この人が書いた記事  記事一覧

  • 【団信特約はつける・つけない?】住宅ローン団信特約の必要性の基準

  • 【厚生年金から国民年金】への切り替え手続きと【国民年金から厚生年金】

  • 年末調整の還付金はいつ戻る(2022年)、還付金の仕組みとは?

  • 【出産育児一時金】増額改正42万→47万とは?~2023年度から