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保険料の平均(生命保険)は月額いくら?年代別にみる保険料の相場と目安

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年代別、生命保険料の月額の平均相場と目安(20代、30代、40代、50代、60代)

年代別の保険料平均はいくら?

保険料とはいわゆる掛金のことですが、以下すべて保険料と記載します。

それではまずは年代別の保険料の平均をみていきましょう。各統計の出所元は下記の生命保険文化センターのものです。2016年度のものですが、3年ごとのデータでこれが最新です。

生命保険文化センター 2016年度(平成28年度)「生活保障に関する調査」(平成28年12月発行)

元データは年間の保険料になっているので、月額に修正して筆者が表を再作成したものです。どの項目も平均月額の保険料、次に金額ごとに占める割合を入れています。

各年代の保険料の割合を見る前に各年代ごとの生命保険料の月額の平均は次のとおりです(小数点第3位四捨五入)。

各年代別の平均月額の保険料

  • 18-19歳 平均月額4.75千円
  • 20歳代 平均月額1.1万円
  • 30歳代 平均月額1.46万円
  • 40歳代 平均月額1.76万円
  • 50歳代 月額平均2.03万円
  • 60歳代 平均月額1.52万円

年代別、生命保険料の平均月額の割合

保険料の月額平均に対してどのくらいの割合になっているか年代ごとにみていきましょう。


各年代の生命保険のニーズにあった保険料の月額平均の割合が見てとれます。20歳代までは約半数が1万円未満、2万円未満まで入れると80%を超えます。

30歳代から50歳代にかけて月額の平均保険料が高くなっていくのが分かります。60歳代になるとまた減ってきます。

一般的には年代が上がるごとに家族構成が変わっていく(結婚や出産など)、また年代が上になるほど生命保険料は高くなるので、月額の保険料の平均も高くなるのは自然です。

男女別、保険料(生命保険)の平均相場と目安

保険料の平均相場、男女の違い

次に男女別での保険料の平均です保険料の平均金額とそれに占める割合をみていきます。(小数点第3位で四捨五入)。

男女別の平均月額の保険料

  • 男性:月額1.9万円
  • 女性:月額1.45万円

男女別、生命保険料の平均月額の割合


男性は月額1万円-2万円、女性は月額1万円の保険料の割合が高くなっています。ここにさらに1万円プラスしてデータを見ると70-80%弱の人がここに入ります。

世帯年収別、保険料(生命保険)の平均相場と目安

保険料の平均相場、世帯年収別の違い

世帯年収別の平均月額の保険料

おそらく多くの人がこの年収別の保険料データが一番参考になるでしょう。世帯年収別の平均は次のようになっています(小数点第3位四捨五入)。

  • 300万円未満 平均月額1.27万円
  • 300-500万円未満 平均月額1.48万円
  • 500-700万円未満 平均月額1.73万円
  • 700-1,000万円未満 平均月額1.99万円
  • 1,000万円以上 平均月額2.52万円

世帯年収別、生命保険料の平均月額の割合


ここでも月額2万円くらいで70%強の人の保険料が収まってきます。この元データは2016年(平成28年)12月に出されたものです。

マイナス金利からの運用難もあり、今は掛け捨ての生命保険が多いでしょうから、保険料が安いものも多いでしょう。年収からみて明らかに多いのではないかという人も見てとれます。

単純に生命保険の加入が過剰もしくは無駄が多い、あるいは生命保険で貯蓄を代用している可能性も考えられます(貯蓄型は保険料が高くなるため)。

家族構成別の保険料(生命保険)の平均相場と目安

保険料の平均相場、家族構成による違い

家族構成別の平均月額の保険料

家族構成別の保険料の平均月額は次のようになりました(小数点第3位四捨五入)。

  • 未婚・平均月額1.48万円
  • 既婚・子供なし 平均月額1.54万円
  • 既婚・末子未就学児 平均月額1.61万円
  • 既婚・末子小学生 平均月額1.66万円
  • 既婚・末子中学生、高校生 平均月額1.78万円
  • 既婚・末子短大・大学・大学院生 平均月額2.28万円
  • 既婚・子どもすべて卒業(未婚)平均月額1.62万円
  • 既婚・子どもすべて卒業(既婚)平均月額1.57万円

家族構成別の生命保険料の平均月額の割合


結婚して子供がいる人はここのデータがかなり参考になると思います。子どもの就業状況に応じてやはり予算は変わってくるので、金額の差違は当然です。

ここまでいくつかデータを見てきましたが、あくまで生命保険料の月額平均です。生命保険そのものは個別の状況やニーズで設計するものなので、そのつもりでいてください。

次に保険料平均の相場が一つの目安でしかない理由を解説します。

生命保険料の平均相場(月額)が一つの目安でしかない3つの理由

保険料の平均相場がただの目安である理由

保険料の平均相場・目安について年代別、性別、世帯年収別、家族構成別に確認してきました。人がいくら支払っているか気になることは多いでしょうし、あまり知識のない分野であれば尚更です。

しかし生命保険の保険料の平均については、あくまで一つの目安程度に考えてください。統計上の平均ありきで保険料を決めてしまうと本質を見失います。

その3つの理由をお話ししましょう。

加入する生命保険(終身保険、定期保険など)の種類の違い

この統計は生命保険のデータですが、生命保険にも種類があります。終身保険は貯蓄性の高い保険ですし、定期保険は基本的には掛捨ての保険です。

例えば40歳の人が死亡保障500万円の生命保険に加入しても、終身保険と定期保険、積立要素のある保険と掛け捨ての保険では保険料は全く違います。

必要保障額、保障内容の違い

生命保険の種類と同様に異なるのが、必要保障額から計算する保障額(契約金額)や保障内容です。40歳の人でも独身の人と夫婦2人の人では必要保障額は違います。

夫婦2人でも配偶者が自分の扶養に入っているか、働いているかで必要保障額は変わります。他に子どもがいればその人数やそれぞれの年齢も関係します。

つまり必要保障額は個々の事情を反映するので、それに応じた保障額そして保険料になるのです。

必要な保障や特約があれば、保障を手厚くする中で保険料は高くなります。健康上、加入の審査で引っかかる人は引受基準緩和型の保険がありますが、一般の生命保険などより保険料は高めです。

自営業か会社員かでも必要な保障が違います。結果としてこうした個々の事情の違いも保険料の反映してくるのです。

同じ生命保険でも保険料は払込方法や払込期間で違う

生命保険料が変わる要因はまだあります。それが払込方法や払込期間です。月払・半年払・年払・一時払などがあり、まとめて保険料を支払うほど割安です。

データでは月額の保険料を出しましたが、元のデータでは年間保険料しかでていません。さらに保険料払込期間も関係します。例えば終身保険は保障が終身ついています。

それに合わせて終身ずっと保険料を支払う方法もありますし、例えば60歳とか70歳まで保険料を支払(短期払いあるいは有期払いという)方法もあります。

終身払いにすれば、保険料を支払う期間は長くなるので見た目の保険料は安くなります。

生命保険の平均相場からみる保険加入のポイントと家計管理の注意点

生命保険の平均相場からみる保険加入のポイントと家計管理の注意点

年代(18-19歳、20代、30代、40代、50代、60代)や性別、世帯年収や家族構成などから保険料の平均をみてきました。これを踏まえて生命保険の加入のポイントを確認します。

生命保険加入の際のポイント

今の保険料が適正か、これから生命保険に加入するのにいくら位が目安なのかということはここまで解説してきました。その上で改めて保険加入のポイントをみておきましょう。

  • 預貯金などで対処できないリスクを優先する
  • 外貨や変額などの保険を除くと今は積立より掛捨
  • 他の保険はもちろん終身タイプの保険でも今後は見直しは必要

単にリスクも死亡や医療、就業不能、長生き、介護などさまざまです。すべて保険に加入していては家計が持ちませんので優先順位が必要です。

また掛捨の保険はもったいないという人が多いですが、いまは保険でも外貨などを使わないと増えません。預貯金より多少ましな場合は、お金の引出しに制限があります。

今は保険は掛捨の方が合理的です。また保険もどんどん変わります。追いかけ続けるとキリがありませんが、そのときのライフスタイルに合わせて定期的に見直してください。

家計管理の際に保険料を振り分ける際の注意点

家計の支出には水道光熱費などのように毎月支出が変わる変動費と家賃などのように支出が固定している固定費があります。

固定費の見直しは手間がかかりますが、見直しできたときは効果が大きくそれが持続するのが特徴です。

一般的に生命保険料は固定費に該当します。保険の見直しなどをして保険料が安くなれば勝手に固定費が下がるので家計には大きな影響があります。

但し加入している保険によっては月額の保険料を支出(固定費)に入れない方がいいケースがあります。

具体的には積立・貯蓄の目的で加入している生命保険などです。学資保険や貯蓄目的の終身保険などが該当します。

早期に解約すると元本割れしますので注意しなければなりませんが、こうした保険は支出というより項目は貯蓄です。

まとめ

保険料の平均(生命保険)は月額いくら?年代別にみる保険料の相場と目安、についていかがでしたか。

このように生命保険の保険料の見た目の金額はいくらでもコントロールができます。

生命保険料の平均(月額)の相場や目安はあくまで参考程度にとどめてください。その上で自分に合った必要な保障、無理のない予算から保険料を検討して自分に合った生命保険のプランを考えていきましょう。

あくまで自分に合った無駄のない内容で、家計に無理のない範囲で生命保険の保険料の予算を考えていくことが原則です。

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ライター紹介 ライター一覧

平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし
平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。FP歴20年。



・個人のお金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて損害保険ガイドを務め、約14年に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は550本以上。

現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

【著書】いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)http://amzn.to/2csBEsM
    
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