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退職金の投資と運用/大損・失敗しないためのおすすめの運用方法ガイド

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退職金の投資・運用方法のおすすめのはじめ方

退職金の投資・運用方法のおずずめのはじめ方

最初に考えておくことは、退職金についてのお金の使い方について全体像を把握してそれぞれ色分けしておくことです。

働き方や老後のあり方なども多様化している中で、退職時の状況というのは人によって色々です。

もともと住宅ローンでマイホームを購入したときに、退職金でローンの完済を考えていた人もいるでしょう。

晩婚で子供が生まれた人はまだ教育費にお金が必要かもしれません。もともと預貯金や年金などが少ない人はその後の生活費に充当が必要なこともあるでしょう。

退職金も目的ごとに色分けする

退職金が何億円もあるわけではないので、殖やしにくいいまの状況では、無駄遣いしているつまりはなくても何となく使っていくとあっとういまに目減りするのも退職金の特徴です。

  • 使うお金(生活費・その他)
  • 守るお金(預貯金など)
  • 殖やすお金(可能であれば投資・運用)

このあたりをきちんと整理してみてください。自分で整理が難しければ専門家に相談(無料・有料いずれでも)してみましょう。

銀行や証券会社、保険会社などに相談する場合には、そのままお金を預けてしまわないようにしてください。一旦持ち帰って比較・検討するようにしましょう。

急いで結論を出す必要はありません。またキャンペーン中で○日限りなどの言葉に惑わされないようにしてください。目先の損得より退職金で損をしないことが大切です。

投資・運用以前に退職金の税金にも注意

この記事の本旨ではありませんが、退職金にも税金がかかることもあるためです。

基本的には現在の制度では、退職金に思っていたほどの退職金はかかりません。勤続年数が長い人ほどそのような仕組みになっています。

但し、多額のお金が動きときには税金が必ず関係しますので、退職金の税金については受け取る前から早めにチェックしておいてください。

元本保証なら退職金の預け先は安心?

元本保証なら退職金の預け先は安心?

投資や運用はよくわからないから、貯金・貯蓄など本保証されているもので十分だと考える人もいるでしょう。

しかし投資・運用にかかるリスクは預けたお金の価格が変動することだけではありません。貯金や貯蓄にはインフレリスクがあります。

銀行など金融機関が経営破綻すれば預けたお金は、預金保険保護機構で元本1,000万円とその利息までしか保護されません。退職金の額が多い人はこれを超える人もいるでしょう。

退職金が投資・運用で減らないこと、つまり価格の元本が保証されていることが最重要であれば、貯金や貯蓄を優先するのもありでしょう。

実際に退職金専用の定期預金などもあります。

退職金はどこに預ける(投資運用、貯金・貯蓄)?

退職金はどこに預ける(投資運用、貯金・貯蓄)?

ここから退職金をどこに預けるかという選択肢をみていきましょう。

投資・運用

投資・運用の経験のない人が、何の知識を得ないままでいきなりお金を預けるのはリスクが高すぎます。

一番やってはいけないのが、言われるままに、まとめてお金をリスク商品に預けることです。筆者のお客さんでも仕事を辞めた後、独学で勉強して株式投資をはじめた人がいます。

上手く結果がでたこともそうでないこともあったようですがご本人は楽しそうでした。こういう人はいいでしょうが皆がそうではありません。

はじめての人はまずは少しずつ(少額で)はじめてください。絶対とはいいませんが、金融商品にかかる各種手数料が高いものもおすすめしません。

手数料が多少高くてもそれ以上に運用成果がでればいいわけですが、はじめての人にはやはりハードルが高くなりがちです。

最初に退職金について、目的ごとにお金を色分けするとお話しました。退職後は若いときと違って投資・運用の成果をじっくり待つことができないケースもあります。

そのために無理をせずに少額からはじめていくことが大切なのです。平均寿命が延びているので、退職後でもこれまでより運用にかけられる時間も長くなりつつあります。

個人向け国債

いまは退職金専用の定期預金やネット銀行や地方銀行のキャンペーン金利も国債の金利とそんなに変わらないので、優先事項ではありません。

状況が変わってくれば国債の選択もあるということは覚えておいてください。

貯金・預金(退職金専用の定期預金)

預入期間は1~3カ月と短期のものが多いですが、年利で0.5%~1~2%程度と高金利なのが特徴です。

一部の都銀や地銀などが中心でどこでも取り扱ているわけではありませんが、預貯金を中心にするなら考えておきたいところです。

高金利なのが魅力である退職金定期預金ですが、取り扱いは店頭のみでネット取引は不可のケースがほとんどです。

また対象者を何らかのかたちで限定していたり、年金の受取口座の指定など条件がつくこともあります。

預入期間が短いものが結構多いので少し手間ですが、最終的にはネット銀行や地銀のキャンペーン金利などを使うかたちで預け先に変えていくことも考えておくといいでしょう。

退職金の投資・運用で大損・失敗しないための7つの方法

退職金の投資・運用で大損・失敗しないための方法

最後に改めて退職金の投資・運用で大損したり失敗を減らすための方法についてみておきましょう。

  1. 退職金を使うお金、殖やすお金、守るお金に色分けする
  2. 自分のリスク許容度をチェックする(複数のツールを利用)
  3. 自分が良く分からない投資商品には手を出さない
  4. 売り手の言いなりにならない、複数の意見を参考にする
  5. 金融商品にかかる手数料を比較する
  6. 投資・運用する金額、期間を把握する
  7. リスクを取る場合ははじめは「少しずつ」「分散投資」を心がけ、早めに少しずつ慣れておく

色々面倒だな、と思うことも多いでしょう。昔と違って貯金や貯蓄をしておけば元本保証でそれなりに殖えた時代は終わりました。

いまでは多様な選択肢がある半面、自分で比較・検討する手間をかけなければ損をする時代です。最初は誰でもはじめてですから、無理なく・自分の許せる手間の範囲ではじめてみましょう。

但し老後について収入の強い柱となるのは、可能であればですが「勤労収入」です。

楽しく、元気に働くことは心と体とお金の健康に大きく寄与します。投資・運用はそれをサポートして退職金を殖やすくらいに考えていた方がいいでしょう。

お金は自分の人生を豊かにするために使うのですから。

まとめ

退職金の投資と運用/大損・失敗しないためのおすすめの運用方法ガイド、についていかがでしたか。

国でも貯蓄から投資を合言葉に、確定拠出年金やNISAなど税金の優遇措置のある投資・運用の仕組みを提供しています。

昔よりもこうしたことに興味を持つ人も増えていると思います。勤務先に確定拠出年金の制度があって、会社で投資教育などをしてくれる場合には積極的に参加してください。

投資を勉強する環境に身を置くことができますし、変に営業されたり、勧誘されたりすることもありません。

平均寿命が延びていくなかで漠然とした不安を持つ人は多いでしょうが、なるべく早いうちからお金を稼ぐ手段や、殖やす方法の選択肢を多く持てるようにしてください。

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ライター紹介 ライター一覧

平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし
平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。FP歴20年。



・個人のお金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて損害保険ガイドを務め、約14年に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は550本以上。

現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

【著書】いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)http://amzn.to/2csBEsM
    
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