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資産運用で失敗する人と失敗しない人(うまくいく人)の違い7選

資産運用で失敗する人と失敗しない人(うまくいく人)の違い7選
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資産運用で失敗する人とうまくいく人がいます。

20代の若い世代や老後の退職金を投資をして失敗する人、銀行など金融機関等のいいなりで失敗する人もいます。

■この記事で学べること

【1】資産運用で失敗する人としない人の違い

資産運用をして失敗する人と失敗せずにうまくいく人の違いについてファイナンシャルプランナーが解説します。

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資産運用で失敗する人と失敗しない人の違い7選

資産運用・投資で失敗する人と失敗しない人

資産運用で失敗する人と失敗しない人(うまくいく人)がいます。

ここから具体的にどのような行動が失敗する、失敗しなに繋がるのかみていきましょう。

金融機関や担当者に丸投げ

資産運用や投資などお金の話になるとハードルが高いと感じる人は少なくありません。

  • 難しい
  • 分からない
  • できない
  • 時間がない、忙しい

これらのことなどを理由に金融機関やその担当者に完全に丸投げ、お任せしてその言いなりで金融商品を購入する人が少なからずいます。

誰でも初めは知識も経験もゼロです。何も専門家になれというわけではありません。

難しいことや膨大な情報の整理は専門家に任せつつ、すべてお任せにしてはいけません。

資産運用について少しずつ学んで自分で判断していくことが失敗を減らします。

余裕資金で資産運用をしない

資産運用をするなら余裕資金でとよく言われます。

こんな話をするとそんなお金はないという人がいますが、何も大金を用意しなければならないわけではありません。

但し、貯蓄が全くないのに投資をするとか、なけなしの貯蓄100万円を全額注ぎこむというのはいけません。

貯蓄することと資産運用することはお金を使用する目的が違います。

人生いつ何があるか分かりませんし、そのときにお金(現金)が必要なこともあります。

運用中にお金が必要になったときにたまたま市場環境が悪く、金融商品が値下がりしていたら損をしても売却せざるを得ません。

余裕資金でないと資産運用をしていてこのようなことが起きると、気持ちに余裕を持って待つことができないのです。

資産運用について全く勉強しない

金融機関に丸投げというところに繋がりますが、人任せにしないためには多少の勉強が必要です。

繰り返しますが、プロになるわけではないので、そうした人と同じレベルの知識を持つことはありません。

それでも自分の大切な資産の増減に関わることです。

資産運用をはじめてから、目先の価格変動に一喜一憂して振り回されないためには知識や経験が必要です。

経験はすぐに身につくものではありませんが知識であれば可能です。

自分に可能な範囲で構わないので、ある程度の資産運用についての勉強はしてください。

リスク分散せず1つの商品にまとめて資金を投入

資産運用というとお金持ちの人が多額の資産で行うものと考える人がいますがそんなことはありません。

積立で貯蓄をするように、少額から積立投資で運用することができます。

それによって運用する投資対象や購入するタイミングを分散することでリスク分散することができます。

資産運用の経験がないのに、1つの株式銘柄や金融商品に対して一括して資金を投入したらリスク分散ができていません。

損失が発生して失敗する可能性が高くなります。

資産運用は博打やギャンブルと同じと考えている

資産運用について博打やギャンブルと同じように考えている人がいますが違います。

それに近い投機的な取引はありますが、逆にコツコツ積立して長期的に資産を育てることは投資です。

資産運用も投資対象によってリスクは複数

これから資産運用をはじめるかどうか迷っている人は、価格変動リスクについて有無だけをみています。

資産運用をすれば価格変動リスクがある、そして資産運用しなければこうしたリスクはないというものです。

そしてこのリスクは高リスクと考えます。

しかし資産運用といっても、投資する対象によってリスクは大小あります。

  • 預金
  • 債券
  • REIT
  • 株式

などがありますが、さらにこれらに日本国内のものや海外(先進国・新興国)のものもあります。

つまり資産運用といっても投資対象によってリスクはさまざまなのです。

預金についても金融機関の経営破綻リスクやインフレリスクがあります。

実際に2022年頃から物価高騰の動きが顕著です。

預貯金の金利より物価上昇速度の方が早く事実上、預金だけでは資産が目減りしていることになります。

単にリスクといっても投資対象によってリスクの種類や大きさが異なるのです。

ブームのときに株式投資などしない

積立投資ならいいのですが、株式投資などをする場合、まとめて資金を一括購入するなどのときはブームに乗ってはじめると失敗する可能性が上がります。

基本的におすすめなのは積立分散投資ですが、資産運用に慣れてくると色々なことをするでしょう。

その際投資ブームのようなものに乗るとすでに価格が上昇していて高い価格で購入することになりかねません。

絶対にブームに乗ってはいけないとはいいません。

しかしどんなに優良な株式銘柄や金融商品でも高値で掴むと失敗の確率が上がります。

まとめ

資産運用で失敗する人、失敗しない人(うまくいく人)はこのように違いがあります。

お金は手段であり、目的ではありません。一方であなたの人生を豊かなものにする手助けをしてくれます。

資産運用・投資は、資産形成の速度を引き上げます。

やみくもにはじめるのではなく、必要な学びをしつつ経験を積んでいくと自分なりの資産形成方法ができていきます。

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ライター紹介 ライター一覧

平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし

平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士・2級DCプランナー・住宅ローンアドバイザー)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。

・個人のライフプラン、お金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

ファイナンシャルプランナー歴20年以上。相談業務の他TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて2003年よりマネーガイドを務め、15年以上に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は600本以上。

「お金の当たり前を、当たり前に。」するために、現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

【著書】いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)http://amzn.to/2csBEsM
    
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