【国内旅行保険の欠航補償】クレジットカード付帯と各社の比較
国内旅行でも万が一のことがあるので、備えておきたいのが「国内旅行保険」です。旅行保険ですが、海外旅行保険とは補償内容が異なります。
■この記事で学べること
【1】国内旅行保険の欠航補償とは?
【2】欠航補償を付帯している国内旅行保険の比較
【3】クレジットカード付帯の国内旅行保険の欠航補償
国内旅行保険の「欠航補償」にスポットをあてて、その内容の比較とクレジットカード付帯保険の状況などについてファイナンシャルプランナーが解説します。
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国内旅行保険(国内旅行傷害保険)の欠航補償とは?
国内旅行保険(国内旅行傷害保険ともいう)には「欠航補償」が付帯できるものがあります。
国内旅行中に、台風など天候の影響やエンジントラブルで航空機が欠航、あるいは目的地が変更になった場合のホテルの宿泊費用などをカバーするものです。
保険会社によって異なりますが、「航空機欠航・着陸地変更費用特約」などといった名称の特約を付帯することでカバーすることができます。
補償されるのは飛行機の航空運賃などではなく、欠航や遅延、目的地変更などによって発生した宿泊費用などになります。
補償は1万円などの金額です。
国内旅行保険は直前というより10日前など少し早くから申し込みをしておく必要があります。
直前まで加入ができると、キャンセル理由が発生してからの申し込みが可能になってしまいます。
なお、国内旅行保険に加入しなくても、欠航補償については、「キャンセル保険」などの単体の保険でカバーできるものもあります。
欠航補償を付帯している主な国内旅行保険の比較
国内旅行保険に付帯する欠航補償を比較してみると、各社そんなに大きく違わないという印象です。一方で欠航補償を取り扱っていないケースも少なくありません。
主な欠航補償を取り扱う国内旅行保険を挙げます(順不同)。
東京海上日動 国内旅行傷害保険
ジェイアイ傷害火災 t@biho
AIG損保 国内旅行傷害保険
保険会社の直販ではなく、旅行会社や旅行サイトなどの提携先を通じて販売される国内旅行保険に欠航補償が付帯するケースもあります。
クレジットカード付帯の国内旅行保険の欠航補償
国内旅行保険に加入しなくても、クレジットカードに付帯して国内旅行保険がついていることがあります。
その国内旅行保険に、「航空機便遅延費用特約」などが付帯していれば、航空機の欠航や遅延、手荷物の紛失などに関する費用がカバーされます。
年会費が無料や一般のクレジットカードというよりは、ゴールドカード以上で付帯する国内旅行保険についていることがあります。
なお、クレジットカード付帯の国内旅行保険の場合、自動付帯しているものと旅行代金を当該クレジットカードで決済しているなど利用付帯の条件が必要なケースがあります。
自分のクレジットカードの国内旅行保険の有無や補償内容、さらに自動付帯か利用付帯かの確認はしておきましょう。
クレカ付帯の旅行保険は、補償やサービス内容が変更になるケースもあるので注意してください。
まとめ
台風などで飛行機の欠航・遅延、目的地の変更については、一般的には所定の手続きで航空運賃は払い戻しされます。
過剰に保険に加入する必要はありませんが、急な体調不良など他の要件でキャンセルが発生した場合ならキャンセル保険の方がつかいやすいかもしれません。
どのようなことが不安や心配で、プラスαを含めてどのような補償があれば安心か。
国内旅行保険(または旅行キャンセル保険)などを選択肢の一つとして覚えておくといいでしょう。
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