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出国税/2019年から海外旅行・出張による日本出国で1000円課税!

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出国税(国際観光旅客税)とは?

出国税(国際観光旅客税)とは?

2017年12月に発表された税制改正大綱(今後税金についてこういう方向にしていること素案)に出国税について改正がでてきていました。

海外旅行や出張に行く日本人、あるいは海外から日本に旅行にくる外国人の出国時に関係する税金です。

出国税とは?

出国税とは正式名称は「国際観光旅客税」といいます。何度も言うように日本を出国する際にかけられる税金のことです。

英語だと「departure tax」そのまま出国税となります。

海外から日本に来た観光客、日本から海外旅行や出張などで海外にいく日本人などいずれも日本から一度は出国しますので、この出国税がかかります。

国際観光旅客税というものの、実は税制改正大綱に中では「国際観光旅客税(仮称)」となっていました。

実ははじめは観光促進税などという名称で案がでていましたが、国際観光旅客税(仮称)となりました。

法案が可決されたことで国際観光旅客税という名称で確定ですが、世間一般では出国税の方が認知されているので、以下この記事では出国税と記載します。

もう一つの出国税(国外転出自課税制度)とは?

実はあまり知られていませんが、通称「出国税」と呼ばれるものがもう1つあります。それが「国外転出時課税制度」です。

2015年7月1日以後に日本国外に転出をする一定の居住者(1億円以上の対象資産を所有等)が対象です。

その人が持つ資産の含み益に所得税及び復興特別所得税が課税するものです。つまり日本国外に転出する、海外移住する富裕層向けの税金の制度です。

関係のない人の方が多いでしょうが、これを指して出国税というケースがありますので混同しないようにしてください。

 

出国税(国際観光旅客税)の税率はいくら?いつから?

出国税(国際観光旅客税)の税率はいくら?いつから?

出国税(国際観光旅客税)の税率(1,000円)

出国税(国際観光旅客税)の税率はいくらかというと、出国1回について1人あたり1,000円です。

高いと感じるかどうかは人によるでしょうが、頻繁に海外旅行や出張に行く人、あるいは家族数人で海外旅行などに行く場合には数千円になります。

短期滞在のちょっとした海外旅行保険の掛金くらいにはなるので、あまり馬鹿にしたものでもありません。

実際に出国税1,000円は旅行会社などが旅行代金などと一緒に徴収するかたちになります。

出国税は2019年から導入

出国税について法案が可決された場合にいつから導入される予定かというと、適用されるのは2019年1月7日以後の出国が対象になります。

出国税がかからない3つのケース

出国税がかからない3つのケース

出国税は原則として1人あたり1,000円課税されますが当然例外もあります。具体的には次の3つのケースです。

  1. 航空機により入国後24時間以内に出国する乗継旅客
  2. 天候その他の理由により日本に寄港した国際船舶等に乗っているなどしていた者
  3. 2歳未満の者

ちなみに日本に派遣された外交官等の一定の出国については除外されています。

このようにみるとはじめから日本に観光目的等で入国する海外の旅行者、日本から海外旅行で出国する日本人は原則として出国税の対象になります。

なぜ出国税は導入されるのか?、出国税の使途・使い道

なぜ出国税は導入されるのか?、出国税の使途・使い道

出国税(国際観光旅客税)導入の背景

税制改正大綱を見ると次のような記載があります。

観光立国実現に向けた観光基盤の拡充・強化を図る観点から、観光促進のための税として、わが国からの出国について広く薄く税負担を求める~(略)

特に日本に観光にくる外国人旅行客に対してその観光促進という意味合いです。

出国税の(国際観光旅客税)使途・使い道

続けてこの税金の使途については次のように記載されています。

ストレスフリーで快適に旅行できる環境の整備、わが国の多様な魅力に関する情報の入手の容易化及び地域固有の文化、自然等を活用した観光資源の整備等による地域でも体験・滞在の満足度の向上に資する施策に充てるものとする。

実際に文化財や国立公園といった観光資源の整備や空港の出入国審査をスピードアップする顔認証のシステムを導入などへの充当も検討しています。

インバウンド(訪日外国人客)をさらに増やしていくためにその財源を確保するというです。最終的にそこをを意識してということなのでしょう。

海外旅行にいく日本人からも徴収することになるのでその使用使途だけで日本人に納得感があるかというとまた別の話になります。

まとめ

出国税/2019年から海外旅行・出張による日本出国で1000円課税!、についていかがでしたか。

出国税(国際観光旅客税)の法案が正式に可決されました。2019年1月7日以降に海外旅行などに行く予定の人は、出国税がかかります。

2018-2019年の年末年始はカレンダーの並びもよく長期休暇の良い機会です。あえて混雑時を外す人もいるでしょうが、このときだけは出国税がかかるかからないが関係します。

1,000円くらい関係ないのか、家族全員では大きな金額なのかはそれぞれでしょうが、2019年の導入時については年末年始の休みのとり方を考えておくといいでしょう。

2019年1月7日以降の海外旅行や出張などによる日本出国では、1,000円の負担となります。

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平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし
平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。FP歴20年。



・個人のお金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて損害保険ガイドを務め、約14年に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は550本以上。

現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

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