扶養控除(年末調整・確定申告)の金額と計算、103万と150万のポイント
年末調整や確定申告で扶養控除を使うとき、扶養親族に該当するかどうかで税制面の損得が大きく変わります。扶養親族と言っても該当する条件や収入、金額によって計算が変わります。
また単に扶養親族といっても子供だけでなく、親、配偶者などさまざまなケースがあります。
扶養親族に該当すると扶養控除(所得控除の一つ)によって収入から所定の金額を、計算上、差し引くことができるので103万円までは税金がかかりません。
年末調整・確定申告の際に税制上有利です。混同している人が多いのですが、「扶養控除」と「配偶者控除」「配偶者特別控除」は別なもので違います。
年末調整・確定申告で必要な扶養親族・扶養控除の条件や金額・計算するためのポイントについてみてみましょう。
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