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家計の見直しは固定費削減から!固定費と変動費を分けて上手に節約

 2017/04/07 貯める
 
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家計の変動費(流動費)と固定費とは?


はじめに家計を見直すにあたり支出の把握は重要です。冒頭お話したように支出は大きく分けて固定費と変動費(流動費)に分けることができます。

変動費と固定費の項目や内容について把握しましょう。

家計の変動費(流動費)とは?

変動費は家計からでていく支出額が毎月変わるコストのことです。自分の選択を変えることで節約に直結しますので、節約の効果がでやすいのが特徴です。

その反面趣味や食費などの場合には自分の選択に我慢が必要なことも多いので、ストレスが溜まり長く続けるのが気持ちの上でしんどいときもあります。

主な変動費の項目と内訳は次のようになります。

  1. 食費
  2. 交際費
  3. 趣味娯楽費
  4. 旅行費
  5. 冠婚葬祭費用
  6. その他雑費

冠婚葬祭などは人付き合いに掛かるところですから、コントロールが難しい部分です。それ以外のところは、家計のやりくりなどで何とかしていく要素が多くなります。

家計の固定費とは?

固定費は日常生活をしていく上で生活上、定期的に決まった一定額が毎月支出するコストのことです。

家計管理の中で固定費は生活の根本的なところに直結しているものが多いため、変動費のように今日は我慢しようなどといってするものではありません。

ある程度思い切った選択と行動が必要です。その分節約の効果も大きくなり、持続しやすいのが特徴です。

主な固定費の項目と内訳は以下のとおりです。

  1. 住宅費(住宅ローンや家賃)
  2. 通信費
  3. 公共料金(電気・水道・ガス料金)
  4. 教育費・習い事
  5. 保険料(生命保険、損害保険)

上記の内訳をみると、今日は頑張って減らそうという類いのものではないのが分かると思います。公共料金や携帯・スマホなどは使い方を変えてコスト削減ということはあるでしょう。

なぜ家計の変動費よりも固定費の削減・見直しが重要なのか?


変動費と固定費の項目の内訳をみて、感覚的にイメージできたところはあるはずです。変動費の項目は自分の選択で効果がでやすいと言いました。具体的にみてみましょう。

家計の変動費削減の効果と特徴

例えば変動費の場合には連休に旅行を我慢する、ランチを安く済ませる、好きなミュージシャンのコンサートに行く回数を減らすなど、その選択で変動費を削減して節約できます。

即効性があるので効果がでやすいのですが、スポットの節約であるため継続した削減効果がありません。

またすでにお話したように自分の選択で可能なので、言い換えれば自分の我慢が必要なケースが結構あります。

継続性を持たせるためには、そのやりくりや我慢を続けないと効果が持続できないのです。

家計の固定費の削減の効果と特徴

固定費はその項目を見ると分かるように、削減するためには次のことが必要です。

  • 自分で調べる。
  • 誰かに(専門家など)相談する。
  • 事務上の手続きが必要。

携帯やスマホの料金を安くするためには、プランを調べたり、自分や家族の使用状況なども確認してお得な方法を相談したりするでしょう。

さらに手続きなどもしなければなりません。その他の固定費の項目も似たような特性があります。

はっきり言って少々面倒くさいわけです。最初のハードルが少し高い。しかし固定費の削減ができると、毎月支払っている金額が継続的に節約することができるのです。

生命保険の見直しして掛金が月5,000円安くなったら、掛金が安くなるだけでその後は家計管理に継続して注意がいるとか、我慢が必要ということがありません。

その意味では変動費の削減よりもずっと継続性が高く、一度削減できればあとはほったらかしでも節約した状態が続くのが固定費の削減の特徴です。

固定費を削減、見直しする方法は?


それではここから家計の固定費を削減する方法について考えていきましょう。各項目別にみていきます。

住宅費(住宅ローンや家賃)

ある意味もっとも手をつけにくいところでしょう。住宅ローンなどはすでに返済中であれば、借り換えが可能か、繰り上げ返済など検討してみましょう。

家賃に関しては、今一度住居費に無理がないか確認してください。できれば目安として月の収入の25~30%弱を目安とした割合にはしておきたいところです。

通信費(インターネット、携帯・スマホなど)

格安スマホの利用や家にある固定電話と各人のスマホの使用の優先順位など確認・検討してみましょう。携帯やスマホ、タブレット、ノートパソコンなど通信費のかかるものは沢山あります。

固定電話やネット環境など家族それぞれの使い方なども踏まえて見直してみましょう。

公共料金(電気・水道・ガス料金)

無駄のない使い方が必要なのは今さらでしょうが、自由化が進んでいるものもあるので、検討してみるのもいいでしょう。

教育費・習い事

子供の可能性を色々伸ばしたいのは親なら誰でもそうでしょう。

家計に余裕があるならどんどんやってみればいいと思いますが、そうでないなら特に習い事などは今一度じっくり検討してみましょう。

習い事や塾などかけようと思えばきりがないのも事実です。掛けるお金なのか、必要でかかるお金なのか、掛けるべきお金なのかも区別して考えてみましょう。

決して率先して削減したい項目ではないでしょうが、教育費は子供が生まれた段階で、いつお金がかかるか時期が見えて、決まっている支出です。

早めに準備しながら、教育費習い事関連はメリハリをつけて支出することも検討してください。

保険料(生命保険、損害保険)

保険料(掛金)の削減も誰かに相談して進めたい項目です。

  • 昔勧められるまま加入して今もそのまま
  • どのような内容の保険がよく知らない
  • 保険料(掛金)の支払を負担に感じる

色々ありますが、上記のようなことに該当するなら、生命保険の見直しも検討してみましょう。お世話になっている保険の専門家がいるなら相談してみるといいでしょう。

街の保険ショップや銀行などに行って相談する場合は、その場で決めずに持ち帰って検討してみてください。

専門家も人によって意見や勧めるものが違います。複数の専門家の話を聞くのは参考になるでしょう。

家計の固定費の見直しで必要な考え方


固定費の見直しの必要性は分かったものの、ハードルが高い部分があるのも分かったと思います。固定費の削減は家計の根本的なところに手を入れることになります。

例えば今の賃貸物件の家賃が高いので減らすとしたら何が必要でしょうか。家賃のもう少し手頃なところに引っ越すですよね。習い事をやめるとか、格安スマホに変えることも似た部分があります。

その人の考え方や価値観で感じ方は違うでしょうが、ちょっと辛口なものの言い方をするなら生活の質を多少落とすことになるわけです。

考え方や価値観と言ったのは、大変なら仕方ないと思うか、かっこ悪いと感じるかです。

しかし劇的な家計の見直しが必要なら、こうしたことを根本的に見直す思い切った気持ちが必要です。

借りられるかどうかは別にして、普通手取り月20万円の人が家賃15万円のところは借りません。但しちょっと無理して良いところを借りる人はいるでしょう。

このちょっと無理してが色々なことで積み重なると、家計での固定費の負担が強烈に効いてきます。家計の話なのですが、生き方、人生観にも実は大いに関係があることなのです。

まとめ

家計の見直しは固定費削減から!固定費と変動費を分けてお金を貯める、についていかがでしたか。

家計における固定費の見直しは、ちょっと手間がかかります。忙しい、時間がない、面倒くさい、分からない、などやらない理由はいくらでもでてきます。

日々の生活で我慢したりすることを考えれば、一度固定費を見直すことで、そこから先はある程度は節約の効果がほったらかしでも継続します。

本当に家計が厳しい状況なら、かなりドラスティックに固定費に手を入れる必要がでてきます。

最初の段階で頭に入れておきたいことは、収入-貯蓄=支出(収入-支出=貯蓄ではないので注意)だということです。

お金の出を管理できていればそんなに問題は発生しませんが、実際はなかなかそうはいきません。家計の固定費を上記の式を元に予算を考えて組み直してみましょう。

その他お金を貯める方法や家計管理について、関連記事にヒントがあるので読んでみてください。

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平野 敦之

平野 敦之

ひらの あつし
平野FP事務所代表。(CFP ®・1級FP技能士・宅地建物取引士)。東京都出身。大学卒業後に証券会社、損害保険会社等で実務を経験した後1998年に独立。FP歴18年。


・個人のお金の悩みやお困りごとのサポート。
・法人の経営者のお金の悩み、営業を支援。

TVやラジオ、新聞、雑誌など直近の10年間で200回以上の取材を受ける。同業であるファイナンシャルプランナーに対しても情報提供の執筆や講演を行う。

講演・セミナー活動も大学での非常勤講師や国民生活センターや行政機関、大手企業や団体など幅広い実績を持つ。総合情報サイトAll Aboutにて損害保険ガイドを務め、約13年に渡り定期的にマネー情報の発信を実施。その他の媒体も含めてWEB上での執筆記事は500本以上。

現場の相談を中心業務と考え活動を続ける。

【著書】いまから始める確定拠出年金投資(自由国民社)http://amzn.to/2csBEsM
    
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